観てきました

 以前から気になっていた映画『ジャンプ』を鑑賞。原作と違う部分が多々あったもののよく出来ていた映画でした。やはり狙いどおり原田泰造はいい演技をしていましたよ。ホント自然に見える演技だったし、原作で主人公の思考段階がこと細かく展開していくところを、上手くさりげない表情で、苛立ちや切なさの表現ができていて感心しました。内容は彼女が夜中「りんごを買って5分でもどるわ」って言い残したまま恋人のもとから突然姿を消してしまうってところから話は始まるのですが、もしもあの時・・って思うことが人生でいっぱいあることを考えさせられる映画です。私も彼女の気持ちが分かります。ほんの1年前くらいにそれを実行したようなもんですから私。それとこの映画には私の個人的に喜んでしまった内容があったんです。それは福岡の映像がけっこう多く出てくるというところと、あと伊万里!これはビックリしました。私が生まれたところなんですよ、原作には確か伊万里は出てこなかったはず。なんか一人ではしゃいでしまいました。日常の生活に疑問を感じてる方、人生これで本当に良かったのかな?って思っている方、観にいってください。もしかしたら答えが見つかるかもしれません。あと、いくら恋人でも他人のことってどこまで知っているものなのかなって、すごく切なくなる映画です。案外知ってるようで知らないことのほうが多いんですよね。