ポツネン「P」横浜公演


ポツネンさん初の海外公演前哨戦といったところで今回唯一の国内公演だったのでそりゃぁチケット争奪戦がすごかったですな、私はモバイル先行ですんなり希望日が取れましてしかも片桐さんのBOBとのダブルヘッダーというこれで今年の運果たした感いっぱいですがとにかく観れて良かったです。
 いつものことながら事前情報はまったくない状態でしかも海外を見据えた公演ということでどういった感じでくるのかいろいろ予想してたんですけど、以前に「ポツネンの庭」を観たことがあったので会場も同じぐらいの広さなので似た感じをイメージしてたんですが意外にもしっかりとしたセットがあって映像やら小道具やらがあったんですが、ストーリーはあるようでない感じ、言葉遊び図形遊びパントマイムなどポツネンではお馴染みの演目で新鮮みはそんなにないかぁという感じと今回映像がよく使われててリンクさせて絵を描いたりマンガが展開されたりといったものがあったり、モノクロのちょっと植田正治的な海辺のおしゃれな映像があったりして可愛い感じがあまりなく大人な感じでしたねとにかく不思議な時間でした。
 今回の公演1時間ぐらいしかなかったので最後のカーテンコールが珍しく小林さんいろんなことを話してくださいまして「芸人のくせにこういうフリートーク苦手なんです」なんて自ら芸人っておしゃいましてなんか意外!*1とか「今回海外で公演できるっ話をいただいたとき外国の人は何を面白いって思うんだろう・・そもそも日本でやってるときもそんな面白いって思われること考えて作ってなかったなぁと自分が面白いって思うもの作ってたので今回も今自分が面白いって思うこと作りました」みたいなこと話してくださって、そういえばしばらく本人のこういうお話聞く機会はなかったのでこれば新鮮だなぁーと感激して聞いてたら、前日が初日で今日もところどころ段取り間違ったりしてたんですが、とあるネタが初日大いにスベってうけなかった(笑)と暴露して下さいまして会場大いにわきまして自虐ネタ貴重でしたね。あと、小林さんが公演前にぶらりこの会場近くを散歩してたとき、KAAT劇場の裏手に横浜の歴史案内みたいなのがあるのですがその中にレンガ積みの歴史みたいものがありまして、積み方でフランス積みが初めてつかわれたのが横浜ですと紹介されてるレンガ積みの図解がまさしくステージのセットそっくりな形でして「なんかコントの神様におまえはここでこういうコントするんだと運命づけられてた気がするこれまでやってきたことが間違ってなかったとコントの神様からプレゼントもらった」と嬉しそうに語ってらして可愛らしかったですね。海外公演の様子は多分KKPテレビ4で見れる*2ことと思います。
 またまた余談ですが、今回の席5列目の上手寄りだったのですがネタの中でアカミー賞みたいな授賞式のネタ(これが初日でスベったやつ)で場違いな笑い声が会場から止まらなくて小林さんがジッと会場をニラみ続けるってネタがあるんですけどバッチリ目線私のところでして、まぁたまたまだろうと思うし暗いので私の顔は一切見えてないと思いますが、ポツネンの庭でも同じこと(この時は2列目で会場明るかったので確実に目が合ってと思う)がありましてこれが結構長い時間目線が合うので「またかー」とちょっと困惑しながら観てました。席が前のほうだと嬉しいけど目がまた合ったら嫌だなと最近ではちょっとトラウマ気味です(笑)
 それにしても次国内である公演はなんでしょうねぇ・・そろそろ・・?

*1:てっきりもうパフォーマーとか言っちゃってましたから芸人って意識なのかと思ってました笑

*2:NHKの取材カメラがいたそうなので